採用情報
T・Nさん
キャリア採用15年目
工事部・技術職
趣味はフィジカルトレーニング、フィジークへの出場を目論む。
家族で過ごす休日を大切にするイクメンパパ。
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鳶職からの転向、現場専任で数年間はアウェー状態
25歳の時にご縁をいただいて入社しました。それまではいわゆる“鳶職”で、足場などを組むような作業をしていました。ずっと小所帯のところにいたので、入社した当初は組織がしっかりした会社だなという印象でしたね。
入社後3年ぐらいは出張勤務で現場勤めをしていました。3年後にようやく本社に戻ってからも知らない方が多く、アウェー感が強かったですね。私を見て「この人誰?」みたいな状態でした(笑)。入社数年にわたって新人のような新鮮な日々でした。
工事の司令塔としての仕事に、大きなやりがいを感じる
いわゆる現場監督ですね。10年ほど前までは工務部の所属で作業担当でしたが、資格取得をきっかけに工事部に移り、現場管理の担当になりました。
元々外で体を動かす仕事も好きだったのですが、今の仕事は作業では味わえない醍醐味がありますね。工事進行の段取りや役所との打合せに始まり、実際に現場を作り上げ、最後に工事が完了するまで、1~100まで全て自分で切り盛りする感覚。終わった後の満足感がとても大きいんですよ。
ゴールを目指し、自分の采配でいかにうまく舵取りができるか、時には困難にぶつかり眠れないこともありますが、それも含めて大きなやりがいがあります。人によっては、複雑で難しい仕事に感じる方もいるようですが、私はこの楽観的な性格が良い効果を生んでいるのか、向いているのかもしれません(笑)。
専門性の高い技術やノウハウが多く集まる会社
職場の雰囲気はいいですね。冗談やくだらない会話をしたり、たまに他人の仕事の邪魔をしたりして(笑)。
会社がおかれている環境という意味では、コンクリートの補修や補強という特殊な分野に特化しているので、普通の建設会社ともまた違うかもしれません。専門性の高い技術や工法についてのノウハウがたくさん集まっていますし、独自に開発することもあります。
これからの時代は、高度成長期の構造物を補修する時代が続くため、業界的に伸びる分野とは思っていますが、その分新たな工夫も要求されてくると感じています。自分たちや会社が成長を続けるためには、独自性のあるアイデアや強みがますます必要な時代になりそうですね。
目指すのは「楽しい現場」、話しやすい雰囲気が何より大事
やっぱり雰囲気を大切にしていますね。現場は楽しい方が良いと思っています。
作業員の方には年齢の高い方も多いのですが、あえてあまり敬語を使わなかったりして、話しやすい環境を作ります。作業指示も、命令するのではなく普通に知り合いに頼む感じで、自然な会話が成り立つことを一番に考えますね。
現場がうまく回るためには、正確な意思疎通がとても重要なんです。どんなに厳しい状況でも、ギスギスした雰囲気ではコミュニケーションがとりづらくなり、工期や効率、安全などの現場の利益が損なわれてしまいます。傍目に和気あいあいに見える現場というのは、決していい加減な雰囲気なのではなくて、気遣いや配慮を工夫している証拠なんです。
工事現場の近隣の方への挨拶やコミュニケーションも大事で、そういう意味でも、楽しい現場づくりを心掛けています。