酒田光陵高校にてテクニカル実習を開催 2021年07月12日 酒田光陵高等学校2年生(環境技術科)を対象に出張授業を行いました。今後解体予定の旧校舎を会場にコンクリートの劣化調査を体験してもらいました。 今は使われていない旧校舎、会場は手前の音楽教室と玄関。奥は旧体育館です。 今は使われていない旧校舎、会場は手前の音楽教室と玄関。奥は旧体育館です。 音楽教室で今日の授業がスタートです。実習授業なのでヘルメット着用。 電磁波レーダー探査機を用いたコンクリート内部配筋の探査方法を説明。 探査機の操作方法を教わります。測定機械の値段を聞いて驚いていました! 慎重に鉄筋位置を探査しチョークでマーキング。後で答え合わせをします。 探査した内部の鉄筋を可視化し、3D映像とする技術をデモンストレーション。 次の会場では、壁からコア削孔機械を使って円柱状にコンクリートを抜き取ります。 わざと鉄筋を切削し、レバーを押す手ごたえの違いを体感してもらいました。難しい! 抜き取ったコンクリートコアの観察です。内部断面を見る機会はなかなかありません。 玄関では、建研式接着力試験器を用いてコンクリートと仕上げ材の接着力測定を体験。 壁面の試験は、測定器を落とさないように慎重に操作します。 コンクリート母材から破断する音に驚き、そのテストピースの断面を観察です。 玄関入口のコンクリートをテストハンマーを使って浮きの境界を調べてもらいました。 120分の授業を終え、環境技術科の皆さんから、お礼の挨拶を頂きました! お知らせ一覧